タケゲンでの食事について

米を育てる場所について

祖先から受け継がれた大切な田んぼ、「せいなつぼ」

タケゲンの米は「せいなつぼ」という田んぼで育てられています。
せいなつぼとは祖先から受け継がれた大切な田んぼで、北西の裾野から続く国立公園の広大な落葉広葉樹から湧き出る水をダイレクトに受け、南に緩やかに広がる日当たりのよい自慢の田んぼです。
育てるのはタケゲンの80歳を超える4代目夫婦。そして5代目、6代目、親戚と3世代縁者で育てます。

多くの人に支えられている食材仕入れ

農村独特の「結」の文化、周りの方の善意による流通の生態系

タケゲンは農家ですが、全ての食材を賄うことはできません。しかし、杉野沢の村内外から様々な食材を頂きます。
農作業を終えて家に戻ると誰かが山菜を置いていった・・・、このような日本の農村ならどこでもある光景ですがまさにこの文化のお蔭です。
またタケゲンの親戚兄弟の多くは農家です。そのため親戚が安心安全なたくさんの食材(野菜、果物、味噌、漬物など)を提供してくれます。
さらに、ありがたいことに宿泊された全国のお客さんからも沢山の食材を頂いております。
例えば、ある6月のメニューの食材はこんな感じ。

  ・近所の方 採れたての山菜(コゴミ)
  ・親戚の農家 さくらんぼ、野菜、山菜、漬物、味噌
  ・宿泊されたお客さん 高知県産すだち
  ・知人の漁師、仲買人 三陸の昆布

良質な食材を生かした家庭料理

残念ながら洗練された料理は提供できませんが、独学で学んだ調理法で素材を生かした料理をご提供いたします。
メニューはその日に仕入れられた食材を軸に決まります。

農家の民宿だからといって、野菜、山菜中心の和食ではありません。
肉、魚もテーブルに並びます。 
味付けも洋食、和食、エスニック、中華と様々な形に変えてご提供します。 

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