考えてみれば、この豪雪は世界的には稀少だということ。
実はこの豪雪こそが杉野沢が世界に誇れる資源であり、これこそ経験していただきたいもの。
スキーリゾートとしては、やはりヨーロッパは素晴らしい。
快適な宿泊施設、美しい街、村。
古くからのリゾートとしての歴史と伝統が醸し出す文化の香りがアルプスの山々の絶景と絶妙に混じり合う。
さらに晴天に恵まれているから快適なスキーが楽しめる。
それは環境的にもハード、ソフト両面でこれ以上ないほどの美しくて快適な冬の時間が過ごせるのがヨーロッパのスキーリゾート。
そんなヨーロッパには足元にも及ばないが、同じ冬の時間に価値を見出し、その商売をする妙高杉野沢にはあって、ヨーロッパにはないものがある。
それこそが、冬の豪雪だ。
たった1日で210cmの降雪がギネスに記録されている地域。
※日本には記録がたまたまされていないだけで他にも大きな降雪地は多数ある。
そんな豪雪を楽しめる場所は地球上で日本だけなのだ。
世界にはよく晴れて圧雪されたスキー場は多いが、数メートルの新雪を楽しめるスキー場は実は少ないということ。
日本人(私も含めて)は猛吹雪がきたらスキーをしたくなくなるが、外国人の多くはその逆ということが多々ある。
1900m近いスキー場最上部から「自己責任」で百名山の外輪山、裾野に出れば、それは世界一の豪雪が生み出したバックカントリースキーエリアだ。
寒波がきて大量の雪が空から舞いはじめたら、それは世界でも稀少な冬の経験を楽しむチャンス、ということ。
妙高エリアのバックカントリースキーに興味のある方はこちらのリンクを参照ください。
非常によく書かれています。
http://buna-pow.com/yamaski-eria/myoko.html